a patient (-tree)

エイズ&カポジ肉腫になった人の入院記録です。雑記あり。

不思議の国のアリス症候群 雑記


不思議の国のアリス症候群という言葉をご存知だろうか。

ネットから引用すると
【身体や眼に異常はないのに、目の前の物が急に大きく見えたり、小さく見えたり、また歪んで見える。現実とは違うものの見え方をする症状が特徴。脳のウイルス感染が原因とも。 EBウイルスの感染による脳の炎症が、幻覚などの精神症状を引き起こすと考えられている。】
【空中を浮遊するような感覚も特徴とし、現実感の喪失や離人症状も現れることがある。】

脳のウイルス感染がどうのこうのと何やら怖いことが書かれているが私は気にしていない。
恐らく私も不思議の国のアリス症候群だ。

小さい頃から、眼前の遠くにあるビルなどが目の前でそびえ立つ様な感覚を受けたり、逆に目の前に居る人がとても遠くに居るように感じたり、頭では分かっているけど、この変な感覚を楽しんでいた。
また、これも小さい頃、タンスを背もたれにしてボーッとしていると、フワフワした感覚に襲われ幽体離脱をしている感覚に襲われることもあった。

不思議の国のアリス症候群は、恐らく殆どが視覚に因るものだと思うが、触覚にも影響していると思う。
例えば、普通の手の大きさで捕まれたのにとても大きな手で捕まれた感覚、などがそうだ。


そして今、久しぶりに不思議の国のアリス症候群のような感覚を感じた。
私の口の中でそれが起こっている。
咳が酷いのでのど飴を舐めていると、突然のど飴がムクムクと大きくなり私の口の中でいっぱいになった。
特に呼吸困難を起こすほど大きく感じるのではない。
頭では普通の大きさの飴を食べているとわかっているのだが、ただただ舐めていると大きく感じるのである。
(なんやこれは、めっちゃでけぇー、舐めきるのにどんくらい掛かるんだろう)
そんな感覚でした。

やっぱり今病気を患ってるからこの感覚に陥ったのかなーという所見です。
なんだこの雑記は。笑