a patient (-tree)

エイズ&カポジ肉腫になった人の入院記録です。雑記あり。

2023年3月20日から3月22日の出来事


2023年3月20日月曜日
 血液採取
 胃カメラ&大腸カメラ
 点滴4回(いつもの3回+朝絶食分の点滴1回)

朝一、血液採取は特に問題無し。
もう針を刺されることに慣れた。

その後、胃カメラ&大腸カメラを同時に行うために準備する。
朝っぱらから地獄再び。2Lの薬液を飲み干し便を綺麗にする。ただし、今回は前回2度とやりたくないと感じたためこの薬液を飲み干す段階は我慢しながらもクリアした。
便の状態も良し。
あとは病室で呼び出しされるのを待つだけである。

昼前にやっと呼び出しされ病棟に向かう。
まずは胃カメラを行うために、白い液体を飲まされた。この白い液体は胃の内部を綺麗にし検査の精度をあげてくれるそうだ。
胃カメラを行う際は、ベッドに横になり口の中に麻酔液を入れられ無事終了。痛みもなくすぐ終わった。

次は大腸カメラ。生理食塩水の点滴に麻酔を混ぜながら行うそうだ。この麻酔、効く人には寝てしまうほどの効果があるようだ。事前に聞いていたため、(自分も恐らく寝てしまうだろう、その間に終わるだろう)と高を括っていた。
いざ施術が始まり、最初の方は恐らく麻酔が聞いていたと思う。寝ていたのかな?
それがいきなり私が覚醒した。
気付けば大腸に異物が入っているのが分かる。それを当然ながらグイグイ動かされる。麻酔が効いていないのかのたうちまわった。
2度目の拷問。
「ごめん、無理、痛い、抜いて」なんやかんやと私。
しかし、奥までカメラが入っており検査途中だっため中断出来ない。
先生方は「頑張って下さい」と言いながらそのまま強行。
お腹グイグイ押してくるわ、中身のカメラをゴリゴリされるわ……。
終わる頃には廃人だった。
大腸カメラは2度とやりたくない。

午後にカメラの結果を聞いた。
大腸は問題ないです、と。(でないと困る……)
逆に胃と十二指腸の方が胃液で炎症を起こしているそうだ。そのままにしとくと胃潰瘍などを起こす可能性があり、ましてや今は入院中の中、色々検査を行う必要があるから体調を万全にするために、対策として錠剤を飲むことで胃液を抑えましょう、ということになった。
簡単に済んで良かったと思う。

散々な1日だった。

あと関係無いが、今日は給料日。
休み過ぎているから今月の給料はいくらだろうとビクビクしていたが、給料って先月働いた分が振り込まれることを忘れていた。しっかり振り込まれていた。
色々コンビニで支払いや家賃やらを振り込みホッとする。
(コンビニで全て解決できるとは便利な世の中だね)
逆に来月の給料が怖い。
傷病手当金の準備をしなければ。


またこの日、限度額適用認定書が届いた。
退院時の入院費用が高額の時、安くなりますよ、という証明書だ。
貧乏人の私はまたホッとした。


2023年3月21日火曜日
 点滴が無くなり、
 抗生物質は錠剤で摂取することに変わる
 祝日のため特に検査は無し

 この日40℃の熱が出た。解熱剤を貰う。


2023年3月22日水曜日
 血液採取
 輸血
 レントゲン撮影
 

朝、ご飯前にトイレに行くと再び貧血のようになり倒れそうになる。急いで病室に戻り調子が戻るまで横になる。

その後、先生が病室に訪れ血液採取の結果を教えてくれた。貧血になりやすい状態だと。……ドンピシャで(笑)
血液を生成する能力?が低くなっており、赤血球→ヘモグロビンが少ないとのこと。(ヘモグロビンは酸素を運ぶ働きをしている)
これが少ないと、息切れ、貧血、臓器に負担がかかり、
明日、心臓の造影CTと抗癌剤治療を始めるので、この抗癌剤治療が血液の生成を更に邪魔する恐れがあり余計に貧血になりやすくなるかもしれないため、その前に今日輸血をしましょうと言われ同意書を渡される。

また、抗生物質の点滴も戻そうか、と言われた。
錠剤の方が楽だったのでショック……。
点滴は行動が制限されるから好きじゃない。(好きな人いるのか)

また別の話で、自立支援医療費の申請書が、サインすべきところが1ヶ所抜けており返ってきた。


ホント色々あるな……。




隣からめっちゃいい匂いがする。多分醤油味のお菓子系
わしも食べたい。
けどコミュ障だから聞けない。 ……シクシクシクシク。
楽しみが食欲しかない(笑)